スタッドレスタイヤへの履き替え、おつかれさまでした。さて、外した夏タイヤ。とりあえず玄関の脇やカーポートの隅に積んだまま、になっていませんか?
タイヤは「しまい方」で、次の春の状態がかなり変わります。しかも群馬では、ここ最近、屋外に置いたタイヤの盗難も増えています。冬のあいだ夏タイヤを休ませるための、しまう前の準備と置き方のコツをまとめました。
しまう前にやっておきたい4つのこと

1. 汚れを落とす
ブリヂストンは、タイヤを保管する前にブラシで汚れを落とし、水で洗い流すことをすすめています。泥や砂、ブレーキダストが付いたままだと、劣化の原因になることがあります。
2. しっかり乾かす
洗ったあとは、風通しのいい場所でしっかり乾かしてからしまいます。湿ったままカバーをかけたり、物置に入れたりするのは避けましょう。
3. 空気圧を半分くらいに下げる(ホイール付きの場合)
ホイールに組んだまま保管する場合は、空気圧を適正値の半分程度まで下げておくと、保管中のタイヤへの負担を減らせます。春に履き替えるときは、必ず指定の空気圧に戻してから走ってください。
4. どこに付いていたかメモする
「右前」「左後ろ」など、付いていた位置をテープやチョークで書いておくと、次に履き替えるときに前後を入れ替える(ローテーションする)目安になります。
置き方は「ホイール付き」か「タイヤだけ」かで変わる

- ホイール付き:横に寝かせて積み重ねます。一番下のタイヤに重さがかかり続けるので、ときどき上下を入れ替えてあげるのが理想です
- タイヤだけ:立てて並べます。同じところばかりが下にならないよう、ときどき少し回しましょう
どちらも、床に直接置かずに段ボールなど厚みのあるものを敷くと、床も汚れにくくなります。
置き場所で避けたいところ
ブリヂストンは、次のような場所での保管を避けるよう呼びかけています。
- 直射日光が当たるところ
- 雨や水がかかるところ
- 油類の近く
- ストーブなどの熱源や、電気火花の出る装置の近く
理想は、涼しくて暗く、風通しのいい場所。ホイールから外したタイヤを保管するときは、専用のカバーをかけるのが望ましいとされています。

屋外に置くしかない場合も、カバーをかけて日光と雨を避けるだけで、ずいぶん違います。
群馬では「盗まれない置き方」も大切
ここで、群馬ならではの注意点をひとつ。
群馬県警は2025年8月、「タイヤの盗難に注意!!」というチラシを出し、県内で自宅の軒下や駐車場に置いたタイヤが盗まれる事件が相次いでいると注意を呼びかけました。タイヤの盗難を含む「部品ねらい」の認知件数は、2025年6月末時点で582件と、前年の同じ時期の約5倍になっていたそうです。
県警が挙げている被害防止策は、次の3つです。
- 鍵のかかる物置などに保管する
- 屋外に置くときは、チェーンなどで連結する
- タイヤ販売店などの保管サービスを利用する
「うちは大丈夫」と思わずに、置き場所をもう一度見直してみてください。盗難の手口や対策は、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
置き場所がないなら「預ける」か「売る」
マンション住まいで置く場所がない、物置がいっぱい——そんなときは、次の選択肢もあります。
- 保管サービスに預ける:タイヤ販売店やカー用品店などでは、有料でタイヤを預かってくれるサービスがあります。県警が防犯対策として挙げているのもこの方法です
- 売ってしまう:「来シーズンは新しいタイヤにするつもり」「車を買い替える予定がある」なら、保管するより売るほうが合理的です
保管しているあいだにも、タイヤの製造年は1年ずつ進みます。次の春に使う予定がはっきりしないタイヤは、しまう前に売る。これがいちばん損をしない方法です。
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さいごに
夏タイヤの冬越しは、①汚れを落とす、②乾かす、③空気圧を下げる、④位置をメモする。そして、日光・雨・熱源を避け、群馬では盗難にも気をつける。この基本を押さえておけば、春も気持ちよく履き替えられます。
置き場所に困るタイヤ、次に使うかわからないタイヤがあれば、Reキャリー高崎店にお気軽にご相談ください。


